【レビュー】エッジを丸めて進化したガラス製プロテクター『SGP GLAS.tR for iPhone 5』

SPIGEN SGPの液晶プロテクター『GLAS.tR for iPhone 5』を購入してみました。

この製品は、強化ガラスによって液晶画面をキズや汚れから守る、iPhone 5専用のアクセサリーです。

まずはメーカーによるプロモ動画で概要をご確認ください。

以前レビューを掲載した『SGP GLAS.t for iPhone 5』のハイグレード版という位置づけで、これまでの、

  • 表面硬度8〜9Hでキズが付きにくい
  • 高い透明度
  • 耐指紋性撥油コーティング
  • タッチパネルの操作に影響を与えない
  • 割れても飛び散らないフィルム層付き

といった特徴に加え、エッジを丸める「ラウンド加工」を施すことで、

  • フチが欠けにくい
  • ホールド感の向上
  • ホームボタンの操作感の向上
  • より一体感のあるデザイン

といった点が進化しています。

sgp_glastr_iphone5_1.jpg

付属品は、アルコール綿・ホームボタンシール(x6)・クリーニングクロス・スクイージーが同梱されています。

sgp_glastr_iphone5_2.jpg

上に挙げた特徴をみる限り、一般的な樹脂製フィルムと比較するとガラス製は「いいことづくめ」のようですが、残念ながらデメリットも少なからずあります。

その内のひとつが、基本的に「貼り直しができない」ということ。

接着面にシリコンの粘着シートが使われており、貼り直すと粘着力が低下するため、端の方から浮いてきたりすることがあるようです。

事前に入念に位置合わせの練習をして、失敗しないように貼る必要があります。

sgp_glastr_iphone5_3.jpg

この製品の最大のウリは、カドおよびホームボタン周りのエッジを丸めてあるという点。

ガラス製プロテクターはそれなりに厚さがあるため、手に持ったときにカド当たるような感触がしますが、この製品ではそれがほとんど感じられません。

sgp_glastr_iphone5_5.jpg

また丸めることで、手触りだけでなく(とくにカドの部分などで)ガラスが欠けにくい、というメリットもあるそうです。

これまでにそういった経験はありませんが、硬いものが当たるとプロテクターの淵が欠けることがあるのかもしれません。

sgp_glastr_iphone5_4.jpg

じつは、ラウンド加工で最も恩恵を受けるのは、ホームボタンの周りかもしれません。

付属のボタンシールなどを使用しても、押した際にガラスのカドが引っかかるような感触があいr、丸めてあるこの製品ではそれがほぼ解消しています。

sgp_glastr_iphone5_6.jpg

下は先日レビューを掲載した別売りアルミ製ボタンシール『Aluminum home button』と組み合わせた画像。

樹脂製ボタンシールの柔らかい感触が嫌いな方は、ガラス製プロテクターとセットで購入するとよいかもしれません。

sgp_aluminum_home_button_iphone_ipad_5.jpgのサムネール画像

ガラス製プロテクターで気になるのがその厚さです。

この製品を実際に計測してみたところ、厚さは約0.78ミリほどありました。

sgp_glastr_iphone5_7.jpg

重さは約10.6グラム。

ガラス製プロテクターを装着すると、厚さ・重さが増すことを覚悟しておく必要があります。

sgp_glastr_iphone5_8.jpg

下はパワーサポート社のケース『エアージャケットセット for iPhone 5』(レビュー)と組合せたところ。

プロテクターが若干上に出ているのが分かると思います。

sgp_glastr_iphone5_9.jpg

製品名は、以前レビューをしたものが『GLAS.t』で、今回のは『GLAS.tR』。Rounded(丸まった)のRが追加されているだけで間違いやすので