iPhoneからインタネット経由で直接ファクスを送信できる『iFax Pro』-今日のアプリ第467回


iFax Pro
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無料で世界中どこでも情報を送ることができるメールが普及した現在でも、不思議とファクシミリ(ファクス)を利用する機会はあるものです。

この『iFax Pro
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』というアプリは、写真・PDFなどをiPhoneから直接ファクスへ送信することができ、いざという場面で役に立つかもしれません。

調べてみると、メールを使ってファクスを送信することができるサービスは多く存在しているようですが、そのほとんどで月額料金が発生するようです。

このアプリは、ファクスを送信する度にアプリ内課金で料金を支払う、という仕組みを採用。国内はもちろん、海外への送信も可能です。

ファクスを送信するには、ホーム画面から「New Fax」をタップして必要な情報を入力して行きます。

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カバーページで相手先、送信元の情報を入力。

残念ながら現時点では日本語に対応しておらず、文字化けを起こすようです。

インターネットを経由して送信されるため、送信先の電話には国番号(日本は81)を追加する必要があります。

Details」のタプで本文(テキスト)の入力、写真やPDFの添付が可能。

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PDFを添付するには、Wi-Fiを経由して、Mac/PCのブラウザから表示されるURLへ接続。ファイルを転送する必要があります。

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Preview」のタブで内容を確認し、問題がなければ右上の送信ボタンを押します。

初回の送信は”お試し”で無料。その後は、アプリ内課金で送信の度に送信料を支払います。料金は受信する国とページ数によって異なります。

例) 日本へは5ページまで115円

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データはインターネットを経由して送信され、受信したサーバー側でファクスへ送信するようです。

実際に試してみたところ、送信開始後間もなくファクスの受信が始まりました。回線の状況にもよるかもしれませんが、かなり時間がかかるようです。

カバーページ、テキスト1行、写真、画像入りのPDFファイル(1ページ)の計4ページで、受信に約18分かかりました。

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これが送信されてきたファクス。画質はかなり粗く、PDFの小さな文字は解読するのが困難でした。

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カバーページの部分。

文字が多少かすれていますが、読むことはできます。

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日本語が使えず、画質の問題などもあるため、現時点ではあまり実用的とは言い難いという印象です。

近くにファクスがない場合の緊急用として、覚えておくとよいかもしれません。

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カテゴリ App Store > ビジネス
開発 Crowded Road
対応機種 iPhone・iPod touch
価格 115円