フロントガラスに速度や方位などの情報を投影する『aSmart HUD』-今日のアプリ第451回


aSmart HUD
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aSmart HUD

HUD(Head Up Display)は、メーターパネルに表示されている情報をフロントガラス投影することで、ドライバーの視線移動を低減し、より安全に運転できるように開発されている技術です。

今日のアプリは『aSmart HUD
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』は、iPhoneの画面をフロントガラスに投影し、簡易HUDとして使うことができるツールです。

【注意】車両の運転中に携帯電話の画面を注視することは、道路交通法で禁止されています。このアプリの使用も、それに該当する可能性があるため、自己責任で利用してください。

画面には、速度、高度、方位、天気予報といった情報を表示。また、スピード超過を防止するため、設定した速度以上で警告表示・音を出すことも可能です。

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iPhoneをダッシュボードに置き、フロントガラスに画面を投影して使用します。

スタンドもしくは滑り止めシート等で固定し、長時間のドライブではシガーライターから電力を供給することをおすすめします。

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iPhoneの画面の明るさを最大にすると、夜間は下のようにはっきりとフロントガラスに画面が写し出されます。

残念ながら日中は周囲が明るすぎるため、iPhoneの画面では光量が足りませんでした。

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夜であれば、かなりはっきりと投影されますが、フロントガラスに2重に投影されるため、細かい文字などは認識が難しい場合があります。

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スピード超過防止の警告は4段階に設定ができます。

設定したそれぞれの値を超えた瞬間に、警告音と画面の色でドライバーの注意を喚起します。

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その他、ディスプレイのフォーマット、デザインなどを細かく設定することができます。

画面の向きは本体の傾きで自動的に認識される設定になっていますが、運転中に変わると面倒なため、いずれかの方向に固定しておいたおうがよいと思います。

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HUD」をタップすると、iPhoneの画面が上下左右反転して投影されないように逆に表示されます。

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よりシンプルな画面にしたい場合は、画面中央をタップして、下のようなすっきりとした画面に切り替えることも可能です。

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設定した速度を超えた場合の画面。

かつて100Km/hを超えると警告音がなる車がありましたが、知らず知らずに速度が出過ぎてしまう場合に効果があるかもしれません。

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日中は使用できないため、あまり実用的ではありませんが、iPhoneの画面を投影するというアイデアが素晴らしいと思います。

近未来的な技術を、今すぐ試せるというのも嬉しいですね。

タイトル aSmart HUD
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カテゴリ App Store > ナビゲーション
開発 Atoll Ordenadores
対応機種 iPhone
価格 85 円