次世代iPhoneは方位が分かる「電子コンパス」を搭載!?

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開発者向けに公開されているiPhone OS 3.0のベータ・バージョンに、「電子コンパス」を制御するデバッグメニューが含まれているようです。[source: BoyGeniusReport via Macお宝鑑定団Blog]

電子コンパスは”地磁気センサー”とも呼ばれ、文字通り地磁気を感知して方位を測ることができるセンサーです。このセンサー自体は決して新しいものではく、日本の携帯の一部で実用化されています。

今回発見されたメニューが実在するのであれば、夏頃に発売されると噂の次世代のiPhoneへ搭載される可能性が高いとみて間違いありません。

電子コンパスが利用できると、たとえば地下鉄の駅から地上に出た際などに、GPSによる現在位置だけでなく、向いている方向を指し示すことができるようになります。

その他にも、

  • ナビゲーション・アプリでヘッドアップ(進行方向を上にする)機能
  • グーグル・ストリートビューとの連携
  • AR(拡張現実)アプリの実現
  • 星座観測アプリへの応用

など、GPSと加速度センサーだけでは実現が難しかった分野のアプリが開発できるようになると考えられます。