GPSで現在地の夜空を再現する多機能な星座早見表 「Starmap」 – 今日のアプリ第220回

Starmap星の観察には湿度の低い冬の間が最適と聞きますが、夏のこの時期は旅行・帰省などで、普段はあまり眺めることのない星空をみる機会が多いかもしれません。

Starmapせっかくのキレイな星空も、天文ファンでもない限り、知っている星や星座はいくつもなく、なんとなく眺めるだけで終わってしまいがちです。

んなときにこそ、ポケットからiPhone・iPod touchを取り出し、今日のアプリ『Starmap』を使って眺めている星・星座・星雲などの名前を調べてみましょう。

Starmap』は、12万個におよぶ星のデータベースを内蔵し、GPSによる現在地の星空の再現、加速度センサーで空を仰ぎ見るのにあわせて画面をスクロール、など非常に多機能な星座早見表です。

星は英語名、星座は日本名で表記されます。暗闇での使用を考慮して、デフォルトでは画面が暗く設定されています。

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本体を傾けるとランドスケープモードになります。

また、「Settings」>「Navigation」>「Accelerometer」をオンにすると、空を仰ぎ見る角度にあわせてiPhone・iPod touchを持つと、自動的に見ている方向(上下)にスクロールしてくれます。

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登録されている惑星・星座・星・星雲をリストアップすることができます。

app_edu_starmap_2.jpg登録されているデータは検索することが可能です。日本名が登録されている星座は、日本語での検索にも対応していました。

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検索した結果をタップするとその場所を表示してくれます。見つけたい星や星座などがある場合は、非常に便利な機能です。

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空の明るさに合わせて画面の明るさを変更する機能もあります。星の明るさも調節できるので、空がまだ明るく見える星が少ないときでも、その状態に近い星空を再現することが可能です。


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初回起動時にGPSで現在位置をを取得しますが、旅行などで移動した場合は、「Settings」>「Location」の右上のコンパスの形をしたアイコンをタップし、現在位置を再度取得します。

また、自分のいる場所以外の星空を見たみたいときなどは、都市名または緯経度を入力することで、指定した場所での夜空のみえ方を再現することができます。


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データが充実していて、インターフェイスも分りやすく、星の観察には欠かせないアプリといえます。

特にお子さんがいる家庭では、キャンプなどで活躍するのではないでしょうか。

 

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Starmapicon
カテゴリ App Store > 教育
開発 Federic Descamps
対応機種 iPhone / iPod touch
価格 1,400 円 レーティング ★★★★★